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デグーの寿命は何年?
飼い方と鳴き声の意味【初期・生涯費用を解説】

健康で長生きするデグーと飼い主の暮らし

更新日:

「アンデスの歌うネズミ」とも呼ばれ、15種類以上の鳴き声で豊かなコミュニケーションを取るデグー。くりっとした大きな瞳と、ふさふさの尾が特徴的で、小動物の中でも特に高い知能と社会性を持つためペットとしても人気の動物です。名前を呼ぶと駆け寄ってきたり、飼い主さんの手のひらで寝たりと、犬や猫にも負けない愛らしさがあります。

しかし、実際に飼うとなると「デグーって何年生きるの?」「糖尿病になりやすいって本当?」「鳴き声はうるさくない?」「1匹だけで飼っても大丈夫?」「生涯でいくらお金がかかるの?」といった疑問や不安も出てくるでしょう。特にデグーは糖質の代謝が苦手で、果物や糖分の多い食事により糖尿病を発症しやすいため、食事管理が寿命を大きく左右します。

この記事では、デグーの平均寿命と人気カラーの特徴、健康に長生きしてもらうための正しい飼い方、そして初期費用から生涯コスト(単独・複数飼育の比較)まで詳しく解説します。

目次

デグーの平均寿命とカラーの種類

日本でペットとして飼育されているデグーは、南米チリ原産のげっ歯類で、学名を「Octodon degus(オクトドン・デグー)」といいます。野生では標高1,200m程度のアンデス山脈の乾燥地帯に生息し、群れで暮らしています。品種改良により様々な毛色のバリエーションがあり、適切な飼育により10年近くを共に過ごすことができます。

デグーの平均寿命の概要

飼育下におけるデグーの平均寿命は約5年~8年といわれています。適切な飼育環境と健康管理により、10年以上生きる個体も珍しくありません。これはハムスター(2~3年)より長く、モルモット(5~8年)とほぼ同等の寿命です。

野生下では天敵や環境要因により3~5年程度とされていますが、飼育下では安全で安定した環境により寿命が延びやすくなります。ただし、糖尿病や不正咬合、熱中症などにより、本来の寿命を全うできないケースもあるため、正しい知識と継続的なケアが重要です。

デグーの寿命の特徴
  • チリ・アンデス原産の乾燥気候に適応した体質
  • 昼行性で人間と生活リズムが合いやすい
  • 飼育下では天敵がおらず安全な環境
  • 社会性が非常に高く、仲間との絆が健康維持に重要
  • 適切な食事管理により病気リスクが低減

寿命を左右する重要な要因

デグーの寿命は、遺伝的要素だけでなく飼い主さんの日々の飼育管理によって大きく左右されます。特に糖質管理と歯の健康管理が長寿の鍵となります。

寿命に影響する主な要因

寿命を縮める要因
  • 糖尿病(果物や糖分の多い食事)
  • 不正咬合(歯の伸びすぎ)による摂食障害
  • 熱中症(高温多湿環境)
  • 単独飼育による孤独感とストレス
  • 砂浴び不足による皮膚病
  • 病気の早期発見・治療の遅れ
長寿につながる要因
  • 糖質を控えた適切な食事管理
  • 牧草食べ放題による歯の健康維持
  • 砂浴びによる被毛ケア
  • 複数飼育または十分なスキンシップ
  • 適切な温度・湿度管理(20~26℃、湿度40~60%)
  • 定期的な健康チェックと体重測定
長寿デグーの共通点

8年以上生きる長寿デグーの飼育事例から、共通して見られる特徴があります。

  • 果物を与えない徹底した糖質管理
  • 牧草を主食とした適切な食事管理
  • 砂浴びによる被毛と皮膚の健康維持
  • 複数飼育による社会性の確保
  • 定期的な健康観察と体重チェック
  • 異変時の迅速な受診と適切な治療

デグーは比較的丈夫な小動物ですが、糖尿病と不正咬合が最大のリスク要因です。これらを予防する日々のケアが長寿の最重要ポイントとなります。

人気カラーバリエーションと価格の違い

デグーには遺伝的な毛色のバリエーションがあります。基本的な性格や寿命に大きな違いはありませんが、希少性によって生体価格が異なります。ここでは代表的なカラーを紹介します。

アグーチ(ノーマル)

アグーチカラーのデグー(茶褐色の野生色で最も一般的)

最もポピュラーな野生色で、茶褐色の毛色にお腹が白っぽいのが特徴です。目は黒色で、尾の先端に黒い房毛があります。価格も比較的手頃で、初心者の方にもおすすめです。

アグーチの特徴
  • 最もポピュラーで入手しやすい
  • 価格が比較的手頃(5,000~10,000円程度)
  • 茶褐色の野生色で丈夫な個体が多い
  • 尾の先端に黒い房毛が特徴
  • 初心者におすすめのカラー

ブルー(グレー)

ブルーカラーのデグー(青みがかったグレーの毛色が美しい)

青みがかったグレーの美しい毛色で、アグーチに次いで人気のあるカラーです。目は黒色で、落ち着いた雰囲気が魅力的です。アグーチよりやや希少で価格も高めです。

ブルーの特徴
  • 青みがかったグレーの美しい毛色
  • アグーチに次いで人気が高い
  • 価格は中程度(8,000~15,000円程度)
  • 落ち着いた雰囲気で人気
  • アグーチと同様に丈夫

サンド(ベージュ)

サンドカラーのデグー(砂色の明るいベージュが特徴)

砂色の明るいベージュで、全体的に淡い色合いが特徴です。目は黒色またはルビーアイ(赤い目)の個体もいます。優しい雰囲気で人気のカラーです。

サンドの特徴
  • 砂色の明るいベージュ
  • 目は黒色またはルビーアイ
  • 価格は中~高程度(10,000~18,000円程度)
  • 優しい雰囲気で人気
  • 比較的希少なカラー

パイド(ブチ模様)

パイドカラーのデグー(白いブチ模様が入った個性的なカラー)

基本色に白いブチ模様が入る個性的なカラーです。模様の入り方は個体によって異なり、世界に一つだけの模様を楽しめます。非常に希少で価格も高額です。

パイドの特徴
  • 基本色に白いブチ模様が入る
  • 個体ごとに異なる唯一無二の模様
  • 非常に希少で価格も高額(15,000~30,000円程度)
  • コレクター人気が高い
  • 入手困難な場合もある
カラー選びのポイント
カラーによる性格の違いはほとんどありません。デグーは基本的に「知能が高く、社会性が強い」動物ですが、個体差が非常に大きいです。お迎えする際は、カラーだけでなくショップでの行動や反応をよく観察することが重要です。初心者の方は、価格が手頃で入手しやすいアグーチから始めることをおすすめします。

デグー飼育にかかる費用と経済計画

デグーは小動物の中では比較的長寿で、牧草や砂浴び用の砂など、継続的なコストが必要です。また、社会性が高いため複数飼育を検討する場合はその分のコストも考慮が必要です。現実的な費用を詳しく試算します。

お迎え時の初期費用(生体・グッズ)

デグーは運動量が多いため、広めのケージが必要です。また、歯の健康維持のためのかじり木や、砂浴び用の容器と砂も必須です。

項目 価格目安
生体価格
(カラーにより変動)
5,000〜30,000円
飼育ケージ
(高さ60cm以上推奨)
10,000〜25,000円
回し車
(直径25cm以上)
3,000〜8,000円
砂浴び容器・浴び砂 2,000〜4,000円
巣箱・ハンモック 3,000〜6,000円
かじり木・ステップ等 3,000〜6,000円
給水ボトル・食器・
牧草入れ
3,000〜5,000円
温湿度計・牧草・
ペレット初回分
3,000〜5,000円
初期費用合計(1匹) 約3.2〜8.9万円
複数飼育の場合
(2匹目以降追加分)
+約0.8〜3.5万円
  • パイドなど希少カラーは生体価格が高額になります。複数飼育の場合、ケージは共有できますが、巣箱や食器は個別に用意することが推奨されます。

月々の維持費と砂浴びコスト

デグーは牧草を大量に食べるため、牧草代が毎月の大きな出費となります。また、砂浴びも欠かせないため、砂の消耗も継続的にかかります。

項目 月額目安
(1匹あたり)
牧草代
(チモシー等)
2,000〜4,000円
ペレット代
(デグー専用フード)
1,000〜2,000円
砂浴び用の砂 1,500〜3,000円
野菜代
(少量のおやつ)
500〜1,000円
消耗品
(かじり木・床材)
1,500〜3,000円
電気代
(エアコン・ヒーター)
2,000〜6,000円
月額維持費 合計
(1匹)
約8,500〜19,000円
2匹飼育の場合 約1.5〜3.2万円
  • 電気代は季節や住環境により変動します。デグーは高温多湿に弱いため、夏場はエアコン管理が必須です。複数飼育の場合、1匹あたりの費用は若干抑えられますが、全体のコストは増加します。

生涯コストと医療費への備え

デグーの平均寿命を7年として、初期費用と月々の維持費、さらに医療費や設備買い替え費用を合算して生涯コストを試算します。複数飼育を検討している方のために、2匹飼育の場合も併せて算出します。

生涯コストの試算モデル(7年飼育)

項目 1匹飼育 2匹飼育
初期費用 約60,000円 約90,000円
維持費(7年分)
(月平均計算)
約96万円 約168万円
設備買い替え
(ケージ・回し車等)
約40,000円 約50,000円
医療費
(健診・病気治療)
約8〜20万円 約15〜35万円
生涯コスト合計 約114〜
132万円
約194〜
244万円

このように、デグーの生涯飼育費用は1匹で約114~132万円、2匹で約194~244万円程度が目安となります。牧草と砂浴び用の砂の消費量が多いため、飼育コストがかかることを理解しておく必要があります。

特に医療費は全額自己負担となるため、糖尿病や不正咬合の治療など、突然まとまった治療費が必要になるケースに備えておくことが大切です。デグーが加入できるペット保険は「SBIプリズム少額短期保険」など限られていますが、万が一の高額医療費に備える手段として検討する価値があります。

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デグーが健康で長生きするための飼い方【実践ガイド】

デグーの健康は「糖質管理」「歯の健康」「砂浴び」の3つの柱で支えられます。特に糖尿病予防と歯の管理が長寿の秘訣です。

実践ガイド 1糖尿病予防のための食事管理

デグーは糖質の代謝が苦手で、果物や糖分の多い食事により糖尿病を発症しやすい体質です。野生では乾燥地帯で草や種子を食べているため、飼育下でも糖質を極力控えた食事が必要です。

基本の食事メニュー
  • 主食(牧草):
    チモシー1番刈りなどを食べ放題にする。繊維質摂取で歯の伸びすぎを防ぐ。
  • 副食(ペレット):
    デグー専用フード(低糖質)を体重の5%程度。
  • おやつ:
    糖質の少ない野菜(ブロッコリーの茎、セロリ等)を少量。果物は原則禁止。
  • 水:
    給水ボトルで常に新鮮な水を用意。

糖尿病の予防と早期発見

デグーの糖尿病は進行すると白内障を引き起こし、失明に至ることもあります。多飲多尿、体重減少、目が白く濁るなどの症状が現れたら、すぐに動物病院を受診しましょう。

糖尿病予防のポイント
  • 果物は一切与えない(リンゴ、バナナ、イチゴ等も禁止)
  • ハムスター用フードは糖質が高いため使用しない
  • デグー専用の低糖質ペレットを選ぶ
  • おやつは糖質の少ない野菜のみ
  • 定期的な体重測定と飲水量のチェック
  • 目の白濁がないか定期的に観察

実践ガイド 2砂浴びと温度・湿度管理

デグーは乾燥地帯原産のため、砂浴びが健康維持に不可欠です。砂浴びをすることで、被毛の余分な脂を落とし、皮膚病を予防します。砂浴びの頻度については毎日できるのが理想ですが、週2~4回でも個体によっては問題ないとされています。

砂浴びの重要性と方法

デグーの砂浴びのポイント
  • 1回、20~30分程度砂浴びをさせる
  • デグー専用の細かい砂を使用する
  • 砂は週1回程度ふるいにかけて糞を除去
  • 月1回程度、砂を全交換して清潔を保つ
  • 砂浴び後は砂を十分に払い落とす

温度・湿度管理

デグーは乾燥気候に適応した動物のため、高温多湿に非常に弱いです。特に日本の夏は、対策なしでは熱中症のリスクが極めて高くなります。

デグーの適正環境
  • 適正温度:
    20〜25℃(理想は22~24℃、28℃以上は危険)
  • 適正湿度:
    40〜60%(高湿度は皮膚病のリスク)
  • 夏の対策:
    エアコンで室温管理、直射日光を避ける
  • 冬の対策:
    ペット用ヒーター、湯たんぽ等で保温

実践ガイド 3鳴き声の意味と社会性への配慮

デグーは「アンデスの歌うネズミ」と呼ばれるほど、豊富な鳴き声でコミュニケーションを取ります。15種類以上の鳴き声を使い分け、感情や状況を表現します。

デグーの代表的な鳴き声

鳴き声の種類と意味

「ピロピロ」「ピュイピュイ」(高い声)

嬉しい、楽しい、ごはんが欲しいなど、ポジティブな感情を表現しています。飼い主さんを呼ぶ時にもよく聞かれます。

「クックックッ」(短く連続)

満足している、リラックスしている状態です。撫でられている時や仲間とくつろいでいる時に聞かれます。

「ギャー」「キー」(鋭い声)

恐怖、痛み、強い不快感を表現しています。喧嘩の時や、何か痛い思いをした時に鳴きます。

「ジージー」(歯ぎしり音)

警戒している、威嚇している状態です。知らない人や動物がいる時、不安な時に聞かれます。

単独飼育 vs 複数飼育の比較

デグーは野生では群れで暮らす社会性の高い動物です。単独飼育と複数飼育、それぞれにメリット・デメリットがあるため、ライフスタイルと経済状況を踏まえて検討しましょう。

比較項目 単独飼育
(1匹)
複数飼育
(2匹以上)
メリット
  • 飼育費用を大幅に抑えられる
  • 個体の健康管理がしやすい
  • 飼い主によく懐く
  • 本来の社会性が満たされる
  • お互いに遊び相手になる
  • 留守番時のストレスが軽減
デメリット
  • 長時間の留守番で寂しがる可能性
  • 毎日1時間以上のスキンシップが必須
  • 飼育費用が約2倍に増加
  • 相性が合わない場合の喧嘩リスク
  • 繁殖を望まない場合は同性での飼育が必要
重要な
ポイント
毎日1時間以上の
部屋んぽと
触れ合いの時間を確保
繁殖を望まない場合は同性同士で飼育
(メス同士が比較的安全)
生涯コスト
目安
約114〜132万円 約194〜244万円

どちらを選ぶかは飼い主さんの経済状況と確保できる時間によりますが、デグーは社会性が高いため、可能であれば複数飼育が推奨されます。初心者の方は、まず1匹から始めて飼育に慣れてから2匹目を検討する方法もあります。

デグーを飼う前に知っておくべき注意点とリスク

愛らしい姿の裏側にある、飼育の難しさやリスクについても事前に把握しておきましょう。「こんなはずじゃなかった」とならないよう、デメリットも含めて理解しておきましょう。

昼間の鳴き声による騒音リスク

デグーは昼行性で、日中に活発に鳴きます。「ピロピロ」「ピュイピュイ」という高い声は可愛らしいですが、頻繁に鳴くため、在宅ワークや静かな環境を好む方にはストレスになる可能性があります。また、複数飼育の場合は鳴き声が重なり、さらに賑やかになります。

騒音対策
  • 防音マットをケージの下に敷く
  • 壁から離してケージを配置
  • 在宅ワーク中は別室に移動
  • 鳴き声を「コミュニケーション」として楽しむ心構え

かじり癖による家具・ケーブルの破損

デグーはげっ歯類の中でも特にかじる力が強く、部屋んぽ中に家具、壁紙、電気コードなどをかじってしまうことがあります。感電や誤飲のリスクもあるため、部屋んぽ時は十分な注意が必要です。

かじり癖対策
  • 電気コードは全てカバーで保護
  • かじられて困るものは片付ける
  • 部屋んぽは専用スペースで行う
  • ケージ内にかじり木を豊富に用意
  • 目を離さずに見守る

病気の早期発見の困難さと医療費への備え方

デグーは体調不良を隠す習性があり、気づいた時には既に症状が進行していることも多いです。特に糖尿病による白内障や不正咬合は、早期発見が難しく治療が長期化しやすい疾患です。エキゾチックアニマル専門の動物病院での診療が必要となるため、1回の受診で数万円規模の医療費が発生するケースも珍しくありません。

こうした予期せぬ高額医療費に備える方法として、「貯蓄による備え」と「ペット保険への加入」の2つの選択肢があります。それぞれの特徴を理解し、ご家庭の状況に合った備え方を検討しましょう。

貯蓄による備えの考え方

毎月一定額を「デグー専用の医療費積立」として貯蓄する方法です。糖尿病の治療や不正咬合の定期処置など、突然まとまった治療費が必要になるケースに備えた現実的な対策といえます。

貯蓄による備えのポイント
  • 目安金額:
    月3,000円程度を積立て、年間で3.6万円を目標
  • 長期視点:
    デグーの平均寿命(5〜8年程度)を考慮し、継続的に積立てる
  • メリット:
    保険料不要、使わなければ貯蓄として残る
  • デメリット:
    飼い始めてすぐの高額治療には対応できない可能性

ペット保険という選択肢

保険料を支払うことで、デグーの補償範囲内のケガや病気による治療費を一部または全額カバーしてくれる保険です。小動物対応のペット保険は限定的ですが、選択肢は存在します。

ペット保険のポイント
  • 補償内容:
    補償範囲内の通院・入院・手術の費用を一定割合補償
  • メリット:
    補償開始後は飼い始めてすぐでも、高額治療時の負担を軽減できる
  • デメリット:
    保険料が必要であり、小動物対応保険は選択肢が限定的
  • 注意点:
    既往症や先天性疾患は補償対象外の場合が多い

執筆時点では、デグーが加入できるペット保険として「SBIプリズム少額短期保険」があります。小動物の保険は犬猫に比べて選択肢が少ないため、加入を検討する場合は補償内容を十分に確認することが大切です。

保険料と補償内容の詳細を確認したい方へ
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どちらを選ぶべき?

貯蓄と保険のどちらが適しているかは、飼い主さんの経済状況やリスクに対する考え方によって異なります。

飼い始めてすぐの時期や、高額な治療費が心配な方はペット保険への加入がおすすめです。一方、計画的に貯蓄ができ、ある程度の余裕資金がある方は貯蓄による備えでも対応可能です。

また、両方を併用する方法もあります。ペット保険でカバーできない部分に備えて貯蓄もしておくことで、より安心してデグーとの生活を楽しめます。

デグーの飼い方に関するよくあるご質問

これからデグーを飼う方からよくある質問をまとめました。

デグーは何年くらい生きますか?

飼育下のデグーの平均寿命は5年~8年程度といわれています。適切な飼育環境により10年以上生きる個体も珍しくありません。

ただし、これは適切な糖質管理と歯の健康管理が整っている場合の話です。果物を与えたり、糖分の多い食事をして糖尿病を発症した場合は寿命が縮まる可能性があります。

そのため、デグーを迎える際は8年以上にわたる長期的な飼育計画と、果物を一切与えない食事管理を継続できるかを真剣に検討する必要があります。

デグーは臭いますか?

デグー自体の体臭はほとんどありません。排泄物も乾燥しており、草食動物の中では臭いが少ない方です。

こまめにケージ掃除をし、床材を定期的に交換すれば、室内が臭くなることはほとんどありません。毎日の糞取りと週1回の床材交換が基本です。

デグーは1匹だけで飼っても大丈夫ですか?

デグーは野生では群れで暮らす社会性の高い動物ですが、単独飼育も可能です。その場合は飼い主さんが毎日1時間以上のスキンシップ(部屋んぽと触れ合い)を提供する必要があります。

複数飼育の方が社会性は満たされやすいですが、相性が合わない場合や繁殖の問題もあるため、初心者の方は単独飼育から始めて、飼育に慣れてから2匹目を検討することをおすすめします。

デグーにリンゴやバナナを与えても大丈夫ですか?

いいえ、デグーに果物を与えることは原則禁止です。デグーは糖質の代謝が苦手で、果物に含まれる果糖により糖尿病を発症しやすい体質です。

糖尿病になると白内障を引き起こし、失明に至ることもあります。おやつを与える場合は、糖質の少ない野菜(ブロッコリーの茎、セロリ等)を少量にとどめてください。

デグーにペット保険は必要ですか?

デグーはエキゾチックアニマル専門の診療が必要になることが多く、1回の受診で数万円規模の診療費がかかるケースもあります。特に糖尿病による白内障の手術や不正咬合の定期治療は、医療費が累積しやすい傾向があります。

ペット保険に加入しておくことで、こうした予期せぬ医療費の家計へのダメージを軽減し、治療の選択肢を広げやすくなります。

デグーが加入できる商品の具体的な保険料や詳細は、「デグーの保険料ページ」をご確認ください。

ペット保険を利用しない場合でも、毎月一定額を「デグー専用の医療費積立」として準備しておくと安心です。年間3~5万円程度を医療費予算として確保しておくことをおすすめします。

その他のペット保険に関するご質問については、ペット保険のよくあるご質問ページもご確認ください。

よくあるご質問

まとめ|デグーの寿命や飼い方を理解して楽しい生活を

デグーは、15種類以上の鳴き声で豊かなコミュニケーションを取り、飼い主さんと深い絆を築ける魅力的なペットです。平均寿命は5年~8年程度ですが、適切な糖質管理と健康ケアにより、10年以上一緒に過ごせる可能性もあります。

飼育を始める前に、初期費用だけでなく、毎月の牧草代・砂代や将来の医療費といった「生涯コスト」についても、しっかりと計画を立てておくことが大切です。特にデグーは糖質の代謝が苦手なため、果物を一切与えないという徹底した食事管理が必須であり、この継続的なケアが健康と長寿の鍵となります。

「ピロピロ」と嬉しそうに鳴きながら駆け寄ってくる姿、砂浴びで気持ちよさそうにゴロゴロする姿、手のひらで眠る姿など、デグーとの生活は魅力に溢れています。ぜひ正しい知識ともしものケガや病気に備えたペット保険など十分な準備を行い、デグーとの楽しい生活を始めてみてください。

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この記事の情報は一般的な飼育情報を基にしており、個々のデグーの性格や体質によって適切な飼育方法は異なります。具体的な飼育や健康管理に関するご不明な点は、エキゾチックアニマル診療に対応した動物病院や専門店にご相談ください。また、各種費用の目安は地域や環境によって異なります。加えて、ペット保険に関する内容は各保険会社の最新の約款をご確認ください。

執筆者
染谷 弥幸(1級ファイナンシャル・プランニング技能士/株式会社アイ・エフ・クリエイト)

「安心できる金融商品選びをわかりやすくカンタンに」という当社のミッションを胸に、お客様が自分に合った商品をみつけるための情報をわかりやすく紹介します。

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