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ペットに多い病気一覧|
犬・猫は年齢別、鳥・小動物は種類別にデータで紹介

ペット(犬・猫・鳥・うさぎ・フェレット)

更新日:

ペットの種類や年齢によって、かかりやすい病気は大きく異なります。本記事では、「アニコム家庭どうぶつ白書2025」のデータを基に、犬・猫は年齢別(0〜4歳/5〜9歳/10歳以上)に、鳥・うさぎ・フェレットは全年齢合算の好発疾患TOP10年間診療費の目安(平均値・中央値)を一覧で紹介します。

平均値と中央値の見方とは?
  • 平均値:すべての診療費を合計し、件数で割った値です。高額なケースが含まれると平均は上がりやすく、高額治療の影響も含めた目安として参考になります。
  • 中央値:診療費を安い順に並べた際の真ん中の値です。極端なケースに左右されにくく、典型的な治療費の目安として参考になります。
  • 平均値と中央値の差が大きい疾患ほど、症状の軽重によって治療費が大きく変動することを意味します。

当てはまるペットの表でかかりやすい病気の傾向を把握し、愛するペットの健康管理やペット保険選びの参考にお役立てください。

データについての注記

診療費は平均値・中央値を掲載していますが、実際の費用は症状の程度・検査内容・病院・地域により異なります。各動物に多い病気TOP10と紹介している順位付けは、アニコム損保の保険契約者の請求割合を基に順位付けされたものです。

本記事のデータはアニコム家庭どうぶつ白書2025を基にしており、アニコム損保の保険契約者のデータから算出されたものです。あくまで参考値としてご活用ください。

目次

犬の年齢別かかりやすい病気TOP10と年間診療費

犬は年齢によってかかりやすい病気が大きく変わります。若齢期は消化器系や皮膚疾患、壮年期は歯周病やアレルギー、高齢期は循環器・泌尿器系の疾患が増加します。以下、年齢別のTOP10を紹介します。

0〜4歳の犬に多い病気TOP10

0〜4歳の犬(パグ、ゴールデン・レトリーバー、キャバリア)

順位 傷病名 年間診療費
平均値 中央値
1位 嘔吐/下痢/血便
(原因未定)
17,360 9,307
2位 胃炎/胃腸炎/腸炎 18,333 9,955
3位 外耳炎(原因未定) 18,121 10,560
4位 消化管内異物/誤飲 31,246 15,059
5位 膿皮症/細菌性皮膚炎 20,590 9,900
6位 歩行異常/跛行/四肢の痛み(原因未定) 13,310 7,550
7位 皮膚の痒み
(原因未定)
27,448 11,682
8位 アレルギー性皮膚炎
(抗原特異的)
46,519 22,979
9位 結膜炎
(結膜浮腫含む)
10,215 6,070
10位 細菌性外耳炎 16,809 9,996
  • 出典:『アニコム家庭どうぶつ白書2025 第2部 第3章 どうぶつの診療費と診療内容』
0~4歳の犬の飼い主さんへ

子犬期〜若齢期の愛犬は、好奇心旺盛で何でも口に入れてしまう傾向があります。実際、第4位の「消化管内異物/誤飲」は平均31,246円と高額で、緊急手術が必要になるケースも少なくありません。

また、第1位の「嘔吐/下痢/血便」は平均17,360円、中央値9,307円と、平均値が中央値の約1.9倍になっています。これは軽症で済むケースが多い一方で、重症化すると入院や手術で高額になることを示しています。

5〜9歳の犬に多い病気TOP10

5〜9歳の犬(パグ、ゴールデン・レトリーバー、キャバリア)

順位 傷病名 年間診療費
平均値 中央値
1位 嘔吐/下痢/血便
(原因未定)
20,734 10,307
2位 外耳炎(原因未定) 25,021 13,211
3位 胃炎/胃腸炎/腸炎 23,484 11,880
4位 歯周病/歯肉炎
(乳歯遺残に起因するもの含む)
64,357 52,965
5位 膿皮症/細菌性皮膚炎 31,858 14,025
6位 歩行異常/跛行/四肢の痛み(原因未定) 18,999 9,045
7位 アレルギー性皮膚炎
(抗原特異的)
65,107 37,928
8位 皮膚の痒み
(原因未定)
39,890 18,789
9位 その他の皮膚疾患 31,937 11,246
10位 元気喪失(食欲不振含む、原因未定) 24,818 15,950
  • 出典:『アニコム家庭どうぶつ白書2025 第2部 第3章 どうぶつの診療費と診療内容』
5~9歳の犬の飼い主さんへ

壮年期に入ると、第4位の「歯周病/歯肉炎」(平均64,357円)が顕在化します。全身麻酔下での歯石除去や抜歯が必要となるケースが増えるため、日頃の歯磨きケアが重要です。

また、第7位の「アレルギー性皮膚炎」(平均65,107円)は治療費が高額化しやすく、長期的な通院が必要になることもあります。

10歳以上の犬に多い病気TOP10

10歳以上のシニア犬(パグ、ゴールデン・レトリーバー、キャバリア)

順位 傷病名 年間診療費
平均値 中央値
1位 嘔吐/下痢/血便
(原因未定)
30,376 13,409
2位 弁膜症高額 156,244 101,981
3位 胃炎/胃腸炎/腸炎 33,425 14,663
4位 外耳炎(原因未定) 28,936 14,080
5位 歯周病/歯肉炎
(乳歯遺残に起因するもの含む)
66,372 48,358
6位 元気喪失(食欲不振含む、原因未定) 40,156 19,360
7位 歩行異常/跛行/四肢の痛み(原因未定) 26,644 10,978
8位 膿皮症/細菌性皮膚炎 42,035 16,610
9位 膀胱炎 33,331 16,900
10位 胆泥症高額 104,598 63,118
  • 出典:『アニコム家庭どうぶつ白書2025 第2部 第3章 どうぶつの診療費と診療内容』
10歳以上の犬の飼い主さんへ

高齢期では、第2位の「弁膜症」(平均156,244円)が急上昇し、治療費が高額化する傾向があります。また、第10位の「胆泥症」(平均104,598円)第9位の「膀胱炎」など、高齢期特有の慢性疾患が登場します。

診療費に注目すると、弁膜症の平均156,244円と中央値101,981円の差額は約5.4万円と大きく、症状の進行度によって治療内容が変わることを示しています。高齢期は「一度の治療でまとまった費用がかかる」リスクが高まるため、定期健診による早期発見と、もしもの時の治療費への備えが重要になります。

犬種別のかかりやすい病気

犬種によってもかかりやすい病気は異なります。遺伝的な要因や体格、顔の構造などが影響します。犬種別の詳しい病気リスクとペット保険選びのポイントは下記の犬種別の記事で紹介しています。

犬種別のかかりやすい病気を知りたい方へ

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猫の年齢別かかりやすい病気TOP10と年間診療費

猫も年齢によってかかりやすい病気が変わります。若齢期は消化器・泌尿器系、壮年期は膀胱炎・歯周病、高齢期は心筋症や甲状腺機能亢進症などの内分泌・循環器系疾患が増加します。以下、年齢別のTOP10を紹介します。

0〜4歳の猫に多い病気TOP10

0〜4歳の猫(茶トラとキジトラの子猫)

順位 傷病名 年間診療費
平均値 中央値
1位 嘔吐/下痢/血便
(原因未定)
17,632 8,833
2位 胃炎/胃腸炎/腸炎 17,868 8,965
3位 結膜炎
(結膜浮腫含む)
9,865 5,980
4位 膀胱炎 20,205 12,645
5位 消化管内異物/誤飲 51,962 14,190
6位 元気喪失(食欲不振含む、原因未定) 21,450 12,001
7位 外傷
(挫傷/擦過傷/打撲)
13,136 6,028
8位 くしゃみ/鼻汁
(原因未定)
11,548 5,990
9位 尿石症 32,662 14,300
10位 外耳炎(原因未定) 14,126 7,920
  • 出典:『アニコム家庭どうぶつ白書2025 第2部 第3章 どうぶつの診療費と診療内容』
0~4歳の猫の飼い主さんへ

若齢期の猫で特徴的なのは、第4位の「膀胱炎」(平均20,205円)です。犬のTOP10にはない疾患で、猫特有の泌尿器リスクを示しています。水分摂取量の確保とトイレの清潔維持が予防の鍵です。

また、第5位の「消化管内異物/誤飲」は平均51,962円、中央値14,190円と、平均値が中央値の約3.7倍です。これは誤飲の内容や発見の遅れにより治療費が変動することを示しています。猫は犬以上に紐状のものを飲み込みやすいため、室内環境の整備が大切です。

5〜9歳の猫に多い病気TOP10

5〜9歳の猫(茶トラとキジトラの成猫)

順位 傷病名 年間診療費
平均値 中央値
1位 嘔吐/下痢/血便
(原因未定)
24,039 12,290
2位 膀胱炎 26,242 14,413
3位 胃炎/胃腸炎/腸炎 25,932 14,172
4位 結膜炎
(結膜浮腫含む)
10,090 6,105
5位 元気喪失(食欲不振含む、原因未定) 27,695 17,490
6位 歯周病/歯肉炎
(乳歯遺残に起因するもの含む)
50,838 37,675
7位 尿石症 47,600 17,050
8位 心筋症 93,622 59,538
9位 その他の泌尿器疾患 52,217 16,280
10位 その他の皮膚疾患 15,861 7,260
  • 出典:『アニコム家庭どうぶつ白書2025 第2部 第3章 どうぶつの診療費と診療内容』
5~9歳の猫の飼い主さんへ

壮年期の猫では、泌尿器系疾患が引き続き上位を占めます。第2位の「膀胱炎」(平均26,242円)第7位の「尿石症」(平均47,600円)は、慢性化しやすく繰り返しやすい疾患です。

また、若年期ではTOP10に入らなかった「歯周病/歯肉炎」(平均50,838円)が第6位と顕在化します。全身麻酔下での歯石除去や抜歯が必要となるケースもあるため、日頃の歯磨きケアが大切です。

10歳以上の猫に多い病気TOP10

10歳以上の猫(茶トラとキジトラのシニア猫)

順位 傷病名 年間診療費
平均値 中央値
1位 嘔吐/下痢/血便
(原因未定)
36,934 17,658
2位 胃炎/胃腸炎/腸炎 42,386 18,662
3位 膀胱炎 34,957 17,380
4位 元気喪失(食欲不振含む、原因未定) 41,534 20,900
5位 歯周病/歯肉炎
(乳歯遺残に起因するもの含む)
55,386 39,820
6位 心筋症 99,574 66,880
7位 甲状腺機能亢進症
高額
109,981 84,226
8位 結膜炎
(結膜浮腫含む)
13,107 6,384
9位 糖尿病高額 185,402 141,883
10位 便秘
(巨大結腸症含む)
36,468 17,215
  • 出典:『アニコム家庭どうぶつ白書2025 第2部 第3章 どうぶつの診療費と診療内容』
10歳以上の猫の飼い主さんへ

高齢猫では、内分泌系疾患が大きな特徴です。第7位の「甲状腺機能亢進症」(平均109,981円)第9位の「糖尿病」(平均185,402円)は、どちらも高齢猫特有の慢性疾患で、生涯にわたる治療が必要になります。

特に糖尿病は、今回紹介する全データの中で最も高額な年間診療費です。平均185,402円、中央値141,883円と、中央値も高額であることから、軽症でも継続的に費用がかかる疾患であることが分かります。

猫種別のかかりやすい病気

猫種によってもかかりやすい病気は異なります。純血種は遺伝的な疾患リスクが高い傾向にあります。各猫の品種別の詳しい病気リスクとペット保険選びのポイントは下記の猫種別の記事で紹介しています。

猫種別のかかりやすい病気を知りたい方へ

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鳥の好発疾患TOP10と年間診療費

鳥は、年齢別に区分すると統計的な精度を十分に確保できないため、全年齢合算で紹介します。鳥類は消化器系疾患や外傷が多く見られます。また、雌性生殖器疾患など鳥特有の疾患にも注意が必要です。

鳥に多い病気TOP10

複数の鳥の写真

順位 傷病名 年間診療費
平均値 中央値
1位 嘔吐/下痢/血便
(原因未定)
14,695 6,710
2位 胃炎/胃腸炎/腸炎 30,646 13,310
3位 外傷
(挫傷/擦過傷/打撲)
10,359 5,115
4位 元気喪失(食欲不振含む、原因未定) 14,584 6,793
5位 その他の消化器疾患 20,779 8,390
6位 その他の全身性疾患 15,295 7,150
7位 鼻炎/副鼻腔炎/
上部気道炎
25,042 9,504
8位 その他の肝/
胆道系疾患
49,605 18,282
9位 その他の
雌性生殖器疾患
34,256 14,060
10位 その他の皮膚疾患 11,532 5,654
  • 出典:『アニコム家庭どうぶつ白書2025 第2部 第3章 どうぶつの診療費と診療内容』
鳥の飼い主さんへ

鳥類では、第2位の「胃炎/胃腸炎/腸炎」(平均30,646円)第9位の「その他の雌性生殖器疾患」(平均34,256円)が高額になりやすい傾向があります。特に雌性生殖器疾患は卵詰まりなど緊急性が高く、手術が必要になることもあります。

体の小さな鳥は病気の進行が早いため、少しでも異変を感じたら早めに動物病院を受診することが大切です。

鳥の種類別のかかりやすい病気

鳥も種類によってかかりやすい病気は異なります。インコや文鳥などの小型の鳥と、中型〜大型のオウムでは、かかりやすい病気や注意すべきポイントが変わってきます。各鳥の種類別の詳しい病気リスクとペット保険選びのポイントは下記の鳥種別の記事で紹介しています。

鳥種別のかかりやすい病気を知りたい方へ

ペット保険比較サイト「i保険」では、鳥が加入できるペット保険の補償割合や、通院・入院・手術の限度額をわかりやすく比較できる、人気ランキングやプラン別に詳細を一括比較できる保険料検索ページがあります。人気の保険や各社の保険料など比較したい方はぜひご活用ください。

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その他の動物(うさぎ・フェレット)の好発疾患TOP10と年間診療費

うさぎ・フェレットは、年齢別に区分すると統計的な精度を十分に確保できないため、全年齢合算で紹介します。

うさぎは消化管機能低下が多く1位の好発疾患となっています。毛球症や流涙症など、うさぎ特有の疾患にも注意が必要です。フェレットは内分泌系疾患が特徴的で、10万円を超える高額な治療費が必要な疾患が上位に入っています。

うさぎに多い病気TOP10

複数のうさぎの写真

順位 傷病名 年間診療費
平均値 中央値
1位 消化管機能低下
(消化管うっ滞含む)
29,011 15,290
2位 元気喪失(食欲不振含む、原因未定) 22,221 11,330
3位 その他の消化器疾患 33,863 13,420
4位 嘔吐/下痢/血便
(原因未定)
14,308 6,600
5位 結膜炎
(結膜浮腫含む)
11,861 5,720
6位 外傷
(挫傷/擦過傷/打撲)
8,744 4,400
7位 流涙症(涙やけ/
涙管閉塞含む)
15,285 7,260
8位 毛球症 25,268 12,844
9位 胃炎/胃腸炎/腸炎 23,089 10,230
10位 その他の皮膚疾患 11,131 5,390
  • 出典:『アニコム家庭どうぶつ白書2025 第2部 第3章 どうぶつの診療費と診療内容』
うさぎの飼い主さんへ

うさぎは、「消化管機能低下(消化管うっ滞含む)」が第1位の好発疾患で、平均29,011円と高めの診療費がかかっています。元気喪失やその他の消化器疾患も上位に入り、消化管トラブルがうさぎにとって大きなリスクであることが分かります。

そのほか、「毛球症」(平均25,268円)や「流涙症」、「胃炎/胃腸炎/腸炎」など、慢性的にケアが必要な疾患も目立ちます。軽症であれば中央値程度に収まるものの、重症化すると平均値に近い金額まで膨らむ可能性があり、普段からの食事管理と早期受診、そして医療費への備えが重要です。

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フェレットに多い病気TOP10

複数のフェレットの写真

順位 傷病名 年間診療費
平均値 中央値
1位 嘔吐/下痢/血便
(原因未定)
25,568 11,605
2位 フェレットの
副腎疾患高額
108,984 72,765
3位 元気喪失(食欲不振含む、原因未定) 32,032 17,628
4位 胃炎/胃腸炎/腸炎 27,562 11,748
5位 インスリノーマ
高額
103,612 66,880
6位 その他の肝/
胆道系疾患
85,257 38,942
7位 脱毛(原因未定) 22,991 11,990
8位 外耳炎(原因未定) 11,377 7,700
9位 その他の消化器疾患 35,063 14,778
10位 消化管内異物/誤飲 83,864 27,196
  • 出典:『アニコム家庭どうぶつ白書2025 第2部 第3章 どうぶつの診療費と診療内容』
フェレットの飼い主さんへ

フェレットでは、嘔吐や下痢などの消化器症状に加え、「フェレットの副腎疾患」(平均108,984円)や「インスリノーマ」(平均103,612円)といった内分泌系の病気が高額な治療費を伴うことが特徴です。これらは中央値も6〜7万円台と高く、軽症でもまとまった費用がかかりやすい疾患です。

さらに、「その他の肝/胆道系疾患」や「消化管内異物/誤飲」も平均3〜8万円台と高めで、検査や手術、入院が必要になるケースも想定されます。フェレット特有の病気は長期治療になることも多いため、若いうちから健康状態をこまめにチェックしつつ、高額治療費に備えたペット保険の活用も検討しておくと安心です。

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その他の動物(小動物・爬虫類)のかかりやすい病気

うさぎ・フェレット以外にも、ハムスターなどのげっ歯類は不正咬合や消化器疾患、爬虫類は代謝性骨疾患や脱皮不全など、動物種によって特有のリスクが存在します。飼育環境や食事管理が予防の鍵となる疾患も多いため、それぞれの特性を理解しておくことが大切です。動物の種類別の詳しい病気リスクとペット保険選びのポイントは下記の種類別の記事で紹介しています。

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年間診療費から見るペット保険の必要性

上記のデータから、ペットの種類や年齢によって、かかりやすい病気と診療費が大きく異なることが分かります。特に高齢期や特定の疾患では、年間10万円を超える高額な治療費が必要になるケースが少なくありません。

高額化する治療費への備え

ペットの医療費は全額自己負担となるため、重篤な疾患や慢性疾患では飼い主さんの経済的負担が一気に大きくなります。ここでは、特に治療費が高額化しやすい疾患の具体例と、その特徴について詳しく見ていきましょう。

高額疾患の事例
  • 猫の糖尿病………………
    平均185,402円(10歳以上)
  • 犬の弁膜症………………
    平均156,244円(10歳以上)
  • 猫の甲状腺機能亢進症
    平均109,981円(10歳以上)
  • フェレットの副腎疾患
    平均108,984円
  • 犬の胆泥症………………
    平均104,598円(10歳以上)
高額疾患の特徴
  • 年齢による診療費の増加
    犬・猫ともに、高齢期になると同じ疾患でも診療費が高額化する傾向にある
  • 平均値と中央値の差
    一部の重症例で高額治療が行われ、治療内容にばらつきがあることが考えられます

これらの疾患は長期的な治療が必要となることが多く、年間の医療費負担が大きくなります。特に高齢期になると複数の疾患を抱えることもあり、診療費の累積額はさらに増加する傾向があります。

高額化する治療費に備えるために!

ペット保険は、こうした高額治療や継続治療に対する経済的な備えとして有効な選択肢です。
万が一の高額治療に備えて、ペット保険の比較検討をおすすめします。

ペット保険比較サイト「i保険」では、各商品の補償割合や特徴をわかりやすく比較できるペット保険人気ランキングや、動物の種類や年齢ごとのプラン別の保険料など詳細を一括比較できる保険料検索ページがあります。対象のペットの種類に合わせてぜひご活用ください。

平均値と中央値の差から見る治療内容のばらつき

本記事では、年間診療費の平均値と中央値の両方を掲載しています。平均値が中央値より大きく上回る疾患は、一部の重症例で高額治療が行われていることを示しています。

平均値と中央値の差が大きい疾患の例
  • 犬の弁膜症(10歳以上)
    平均156,244円、中央値101,981円(差額:約5.4万円)
  • 猫の消化管内異物/誤飲(0〜4歳)
    平均51,962円、中央値14,190円(差額:約3.8万円)
  • 猫の糖尿病(10歳以上)
    平均185,402円、中央値141,883円(差額:約4.4万円)

この差があることで、同じ疾患でも治療内容や重症度によって診療費が大きく変動することがわかります。中央値は「典型的な費用」に近い値ですが、重症化した場合は平均値以上の費用がかかる可能性があることを理解しておく必要があります。

ペット保険加入時の注意点

ペット保険は高額な治療費への備えとして有効ですが、加入前に確認すべきポイントがあります。

保険加入時の確認ポイント
補償内容
通院・入院・手術のすべてをカバーする「フルカバー型」と、入院・手術に特化した「入院・手術特化型」があり、補償割合も50%、70%、90%、100%など様々です。そして、一部の感染症や歯科治療などが対象外となっている場合がありますので、加入前は「補償対象外の病気」について確認しましょう。また、年間限度額や1日あたりの上限、通院日数制限など保険会社によって異なります。大切なペットがかかりやすい病気をしっかりカバーできる保険を選ぶことが大切です。
保険料
ペット保険は短期契約ではなく長期継続が前提なので、無理なく支払える保険料かどうかの確認も重要です。保険料は年齢、補償内容によって変わります。特に注意が必要なのが「年齢による保険料の上昇」です。加入前に年齢別の保険料シミュレーションを確認し、将来の負担も考慮して選びましょう。多頭割引やインターネット割引などの割引制度も活用できます。
利便性

保険金の請求方法には「窓口精算」と「後日精算」があります。窓口精算は対応病院で保険証を提示すれば自己負担分のみの支払いで済み、一時的な高額負担がありません。便利な窓口精算ができるペット保険については、「窓口精算ができるペット保険を徹底比較!」をご覧ください。

後日精算は全額支払った後に書類を提出して保険金を受け取る方式です。その他にも、オンラインでの保険金請求、問い合わせ対応の充実度なども確認しましょう。日常的に使う保険だからこそ、手続きの簡単さは重要なポイントです。
各社の保険金請求についての詳細は、「ペット保険の保険金請求方法」をご確認ください。

待機期間
待機期間とは、契約成立から補償開始までの期間で、この期間中の病気やケガは補償対象外となります。待機期間についての詳細は、「ペット保険の待機期間と補償開始時期」をご確認ください。
継続条件
ペット保険は基本的に1年更新のため、継続条件の確認が欠かせません。加入前に必ず確認しましょう。更新時の注意点などペット保険の更新についての詳細は、「ペット保険の更新の仕組みを解説!更新できないことはある?」をご確認ください。

これらのポイントを踏まえたうえで、ペットの種類や年齢、家計の状況に合ったペット保険を選ぶことで、もしものときの経済的な不安を大きく減らすことができます。

ペットの病気や診療費に関するよくあるご質問

ペットの病気や診療費について、飼い主さんが疑問に思うご質問をQ&A形式でご紹介します。

犬や猫の年齢別でかかりやすい病気は何ですか?

犬の場合、0〜4歳では「嘔吐/下痢/血便」「胃腸炎」「外耳炎」が多く、5〜9歳では「歯周病」「アレルギー性皮膚炎」、10歳以上では「弁膜症」「胆泥症」が上位に入ります。

猫の場合、0〜4歳では「嘔吐/下痢/血便」「膀胱炎」「結膜炎」、5〜9歳では「膀胱炎」「心筋症」、10歳以上では「甲状腺機能亢進症」「糖尿病」が多く見られます。

詳細は本記事の年齢別一覧表をご覧ください。

犬と猫で病気の傾向は違いますか?

はい、大きく異なります。猫は泌尿器系疾患(膀胱炎・尿石症)や心筋症が多く、犬は消化器・皮膚・耳の疾患が目立ちます。

また、高齢猫では甲状腺機能亢進症や糖尿病の割合が高いのが特徴で、高齢犬では循環器系の弁膜症や消化器系の胆泥症が多く見られます。

年間診療費の「平均値」と「中央値」の違いは何ですか?

平均値は全データの合計を件数で割った値、中央値はデータを順に並べた際の中央の値です。高額治療が含まれると平均値が引き上げられるため、中央値の方が「典型的な費用」に近い場合があります。

例えば犬の弁膜症は平均156,244円、中央値101,981円で、差額は約5万円です。一部の重症例が平均を押し上げていることが分かります。

高齢ペットの治療費はどれくらい高額になりますか?

犬の場合、10歳以上で弁膜症(平均156,244円)や胆泥症(平均104,598円)、猫では糖尿病(平均185,402円)や甲状腺機能亢進症(平均109,981円)など、高齢期特有の慢性疾患で年間10万円以上かかるケースが多くなります。

これらの疾患は長期的な治療が必要となることが多く、年間の医療費負担が大きくなる傾向があります。

この診療費データはどこから出ていますか?

アニコム家庭どうぶつ白書2025のデータを基にしています。実際の保険金請求データから算出された参考値ですが、病院や症状により異なるため目安としてご活用ください。

また、本記事のデータはアニコム損保の保険契約者のデータから算出されたものであり、一般的な平均値とは異なる場合があります。

その他のペット保険に関するご質問についてはペット保険のよくあるご質問ページもご確認ください。

よくあるご質問

まとめ|ペットの年齢や種類に応じた病気リスクを知り備えを

本記事では、アニコム家庭どうぶつ白書2025のデータを基に、犬・猫の年齢別、鳥・うさぎ・フェレットの好発疾患TOP10と年間診療費の目安を紹介してきました。

犬では若齢期の誤飲(平均31,246円)、壮年期の歯周病(平均64,357円)、高齢期の弁膜症(平均156,244円)など、年齢によってリスクが大きく変化します。猫では全年齢で膀胱炎が上位に入り、高齢期には糖尿病(平均185,402円)や甲状腺機能亢進症(平均109,981円)など高額な治療費が必要な疾患が増加します。

鳥類は消化器系疾患や外傷が多く見られ、フェレットは10万円を超える高額疾患が上位に入り、うさぎは消化管機能低下が多いなど、動物種特有の疾患にも注意が必要です。これらの疾患リスクを理解し、年齢や動物種に応じた適切な健康管理を行うことで、病気の予防や早期発見につながります。

また、万が一の高額治療に備えて、ペット保険の加入も検討されることをおすすめします。大切なペットの健康を守り、長く幸せな時間を過ごすために、本記事の情報をお役立てください。

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この記事の情報は一般的な内容を基にしており、個々のペットの状況によって対応は異なります。ペットの健康管理や飼い方、病気などに関するご不明な点は、動物病院や販売店など関係機関にご相談ください。また、診療費は動物病院や地域によって異なります。加えて、ペット保険に関する内容は各保険会社の最新の約款をご確認ください。

【アニコム損保】W2602-002319

執筆者
染谷 弥幸(1級ファイナンシャル・プランニング技能士/株式会社アイ・エフ・クリエイト)

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