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猫の寿命は何年?
健康に長生きするコツとかかりやすい病気を徹底解説

ペットの猫の長生きを願って飼育する飼い主

更新日:

愛猫にはできるだけ長く健康でいてほしいと願うのは、すべての飼い主さんの共通の思いです。しかし、猫の平均寿命は何年くらいなのか、どのような病気にかかりやすいのか、どうすれば長生きしてもらえるのか、具体的に知らない方も多いのではないでしょうか。

この記事では、最新のデータを基に猫の平均寿命や猫に多い病気について詳しく解説し、愛猫の健康を守るための具体的なケア方法をご紹介します。また、健康に過ごすことで保険料が安くなるペット保険の制度についてもお伝えしますので、ぜひ最後までお読みください。

目次

猫の寿命は何年?飼育環境別の傾向と最新データ

猫の寿命について正確な情報を知ることは、愛猫の健康管理や将来の備えを考える上で重要です。ここでは、最新のデータを基に猫の平均寿命や品種、飼育環境による寿命の違いについて詳しく解説します。

猫全体の平均寿命と推移

猫の平均寿命の推移

「アニコム家庭どうぶつ白書2024」によると、猫の平均寿命は14.5歳となっています。この数値はアニコム損保のペット保険契約者のデータを基に算出されており、日本の猫の寿命を知る上で貴重な指標となっています。

年度により多少の変動があるものの、近年の猫の平均寿命は約14〜15歳と考えられます。

過去10年以上の調査と比べ、近年は平均寿命が延びており、獣医療の発達や飼い主さんの意識向上により、猫の寿命は確実に長くなっています。一昔前と比べると、猫の平均寿命は1〜2歳程度延びており、15歳を超える高齢猫も珍しくありません。

  • 出典:『アニコム家庭どうぶつ白書2024 第2部 第5章 どうぶつの寿命』

室内猫と外出猫の寿命差

猫の寿命に最も大きな影響を与える要因の一つが、飼育環境です。一般的に、完全室内飼いの猫は屋外に出る猫と比較して、様々な健康リスクを回避できるため、より健康で長生きする傾向があるとされています。

この理由として、室内飼いの猫は以下のようなリスクを避けられることが挙げられます。

室内飼いの猫が避けられるリスク
  • 交通事故………………………
    車や自転車との接触事故に遭う危険を防げる
  • 他の猫との喧嘩による怪我
    縄張り争いなどで負傷するリスクを避けられる
  • 感染症への感染リスク………
    外での接触による病気の感染を防ぎやすい
  • 野生動物からの攻撃…………
    カラスや犬などに襲われる危険を減らせる
  • 誤食による中毒………………
    有害な食べ物や毒物を口にする心配が少ない
  • 天候による体調不良…………
    猛暑や寒さにさらされず体調を保ちやすい

避妊去勢手術が寿命に与える影響

避妊去勢手術も猫の寿命に影響を与える要因とされています。手術を受けた猫は、以下のような健康上のメリットがあります。

猫の避妊去勢手術のメリット
  • 生殖器系の病気(子宮蓄膿症、乳腺腫瘍、精巣腫瘍など)の発症リスクを大幅に減少
  • 発情によるストレスの軽減
  • マーキング行動や攻撃性の減少
  • 外出欲求の減少による事故リスクの低下

一般的に、避妊去勢手術を受けた猫の方が長生きする傾向があり、特にメス猫では顕著な効果が見られます。

純血種と交雑種の寿命傾向

猫が純血種か交雑種によっても平均寿命に違いがあります。一般的に以下のような傾向があります。

交雑種猫(ミックス)

交雑種猫(ミックス)の写真

遺伝的多様性が高いため、特定の遺伝病にかかりにくく、比較的長生きする傾向がある

純血種猫

純血種猫の写真

品種によって特定の遺伝病にかかりやすい傾向があり、品種ごとに注意すべき病気が異なる

猫がかかりやすい病気を最新データで解説【請求割合が多い疾患は?】

愛猫の健康を守るためには、猫がかかりやすい病気について知っておくことが大切です。ここでは、アニコム損保のペット保険の請求データを基に、猫に多い病気とその予防策について詳しく解説します。

猫の保険請求割合データで多い疾患とは?

ペット保険の請求データは、実際に治療を受けた病気の傾向を知る上で非常に有用です。これらのデータから、日頃から注意すべき疾患を把握し、予防や早期発見に役立てることができます。

「アニコム家庭どうぶつ白書2024」によると、猫の保険請求で請求割合が多い疾患上位6つは以下の通りです。

  • 請求割合とは「保険金支払いのあったどうぶつの数/保険に契約しているどうぶつの数」で定義された割合です。

猫の疾患(大分類単位)の請求割合上位6疾患

順位 疾患の分類 請求割合
1位 消化器疾患 14.7%
2位 泌尿器疾患 12.0%
3位 皮膚疾患 8.0%
4位 全身性の疾患 7.5%
5位 眼の疾患 6.1%
6位 呼吸器疾患 5.2%
  • 出典:『アニコム家庭どうぶつ白書2024 第2部 第1章 疾患(大分類単位)別の統計』

上記のデータから、猫は特に消化器と泌尿器の疾患で請求割合が高いことが分かります。これらの疾患は日常のケアで予防できるものもあり、飼い主さんの心がけ次第で発症リスクを減らすことが可能です。

猫に多い疾患の詳細解説

猫に多い疾患について、具体的な症状や予防法を詳しくご説明します。

1位:消化器疾患(14.7%)の主な症状・原因・予防策

猫の消化器疾患は最も発生頻度が高く、下痢や嘔吐といった日常でよく見られる症状として現れることが多いです。特に毛玉の影響やフードの変化で起こることもあり、慢性化を防ぐには早めの対応が重要です。

主な症状
  • 下痢や軟便
  • 嘔吐(毛玉嘔吐を含む)
  • 食欲不振
  • 体重減少
主な原因
  • 食事関連………………
    急なフード変更や消化不良、食べ過ぎ
  • 毛玉……………………
    毛づくろいによる毛玉の蓄積
  • 感染……………………
    ウイルスや細菌による胃腸炎
  • 異物誤飲………………
    ひもやビニールなどの飲み込み
猫の消化器疾患の予防策
  • フードの変更は徐々に行う
  • 毛玉ケアフードやブラッシングで毛玉を減らす
  • 人間の食べ物は与えない
  • 誤飲しやすい物は猫の手の届かない場所へ
  • 症状が続く場合は早めに動物病院で診察

猫は消化器がデリケートな動物です。食事や生活習慣を整えることで多くは予防可能ですが、異変を感じたらすぐに受診しましょう。

2位:泌尿器疾患(12.0%)の主な症状・原因・予防策

泌尿器疾患は猫に特に多く見られる病気で、膀胱炎や尿路結石、慢性腎臓病などが代表的です。放置すると命に関わることもあるため、早期発見と日常的なケアが欠かせません。

主な症状
  • 頻繁にトイレに行くが尿が出にくい
  • 血尿
  • 強い尿のにおい
  • 水を多く飲む、または飲まなくなる
主な原因
  • 尿路結石………………
    ミネラルバランスの乱れによる結石形成
  • 膀胱炎…………………
    細菌感染やストレスによる炎症
  • 慢性腎臓病……………
    加齢や遺伝による腎機能の低下
  • 水分不足………………
    飲水量が少ない、ドライフード中心の食事
猫の泌尿器疾患の予防策
  • 水を飲みやすい環境を整える(複数の水皿や給水器)
  • 泌尿器ケア用のフードを活用
  • トイレを清潔に保ち、排尿の様子を観察
  • ストレスの少ない環境を整える
  • 定期的な健診と尿検査で早期発見

特にオス猫は尿路が細いため閉塞のリスクが高く、命に直結することもあります。排尿異常が見られたらすぐに受診が必要です。

3位:皮膚疾患(8.0%)の主な症状・原因・予防策

皮膚疾患は猫の生活の質を大きく左右する問題で、かゆみや炎症などの不快感を引き起こします。アレルギーや寄生虫、ストレスなど原因は多岐にわたります。

主な症状
  • かゆみ(過剰な毛づくろい)
  • 皮膚の赤みや炎症
  • 脱毛
  • かさぶたやただれ
主な原因
  • アレルギー……………
    食物や環境アレルゲン(花粉、ハウスダストなど)
  • 寄生虫…………………
    ノミ、ダニ、疥癬
  • 細菌・真菌感染………
    膿皮症、白癬(はくせん)
  • ストレスや外的刺激
    過剰な毛づくろい、シャンプーの使い過ぎ
猫の皮膚疾患の予防策
  • 定期的なブラッシングで皮膚や被毛をチェック
  • ノミ・マダニ予防薬を定期的に投与
  • アレルギーの原因となる食材や環境を特定・回避
  • 清潔で快適な生活環境を維持
  • ストレスを軽減できる飼育環境を整える

皮膚の状態は毎日のケアで早期に気づくことが可能です。かゆみや脱毛が見られたら、悪化する前に獣医師に相談しましょう。

その他の重要疾患の概要(全身性の疾患・眼の疾患・呼吸器疾患)

上位3つ以外の疾患についても、猫を飼う際は注意が必要です。

全身性の疾患(7.5%)
  • 中毒(ユリ・チョコレート・人体薬など)
  • 感染症(猫伝染性腹膜炎〈FIP〉・猫免疫不全ウイルス〈FIV〉など)
  • 熱中症・アレルギー反応・免疫異常など

全身性の疾患は、外部からの有害物質やウイルス感染、体質的な免疫反応などが原因となり、命に関わる重篤な症状を引き起こすことがあります。特にユリ中毒やFIP(猫伝染性腹膜炎)は猫に多く見られる深刻な疾患で、早期発見と迅速な対応が重要です。

眼の疾患(6.1%)
  • 角膜炎
  • 結膜炎
  • 白内障
  • 緑内障

眼の疾患は視力低下や失明につながる恐れがあります。涙や目やにの増加、目をこする仕草が見られたらすぐに受診しましょう。日常的に目の状態を観察して予防に努めることが重要です。

呼吸器疾患(5.2%)
  • 猫風邪(ウイルス性上気道感染症)
  • 気管支炎
  • 肺炎

呼吸器疾患は咳やくしゃみ、鼻水などの症状を伴い、放置すると重症化することがあります。ワクチン接種や室内環境の清潔さを保つことが予防につながります。

これらの疾患は、適切な飼育管理により予防できるものもあります。適切な飼育をしていても愛猫がケガや病気になる可能性はあります。万が一のケガや病気に備えて、ペット保険の加入も検討されることをおすすめします。

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愛猫に健康に長生きしてもらうための7つの基本ケア

猫に健康に長生きしてもらうためには、日頃からの適切なケアが欠かせません。ここでは、猫を飼ううえでの健康管理のポイントを7つご紹介します。これらのケアを実践することで、愛猫の健康を守るとともに病気の予防にもつながります。

猫の健康ケア 1適正体重の維持(BCSの考え方)と運動不足解消

猫は肥満になると糖尿病や関節疾患などのリスクが高まるため、適正体重を維持することがとても重要です。愛猫の適正体重を維持するために、BCS(ボディコンディションスコア)を活用しましょう。猫の理想的な体型は5段階のうちBCS3です。

猫のBCSとは?

BCS(ボディコンディションスコア)とは、見た目と触れた状態から、体型(特に脂肪の付き具合)を9または5段階で評価することです。

BCS1 痩せ
  • あばら骨、腰椎、骨盤が外から容易に見える。
  • 首が細く、上から見て腰が深くくびれている。
  • 横から見て腹部の吊り上がりが顕著。
  • 脇腹のひだに脂肪がないか、ひだ自体がない。
BCS2 やや
痩せ
  • 背骨とあばら骨が容易に触れる。
  • 上から見て腰のくびれは最小。
  • 横から見て腹部の吊り上がりはわずか。
BCS3 理想
体重
  • あばら骨は触れるが、見ることはできない。
  • 上から見てあばら骨の後ろに腰のくびれがわずかに見られる。
  • 横から見て腹部の吊り上がり、脇腹にひだがある。
BCS4 やや
肥満
  • あばら骨の上に脂肪がわずかに沈着するが、あばら骨は容易に触れる。
  • 横から見て腹部の吊り上がりはやや丸くなり、脇腹は窪んでいる。
  • 脇腹のひだは適量の脂肪が垂れ下がり、歩くと揺れるのに気づく。
BCS5 肥満
  • あばら骨や背骨は厚い脂肪におおわれて容易にふれない。
  • 横から見て腹部の吊り上がりは丸く、上から見て腰のくびれはほとんど見られない。
  • 脇腹のひだが目立ち、歩くと盛んに揺れる。

なお、現在の体重とBCSから理想体重を求めるには、獣医師に診断してもらうことをおすすめします。

体重管理のポイント
  • 理想体重の把握と定期的な体重測定
  • 適切な給餌量の調整
  • おやつの与えすぎに注意

特に室内飼いの猫や去勢・避妊後の猫は肥満になりやすいため、日常的な体重チェックと運動の工夫が欠かせません。

運動不足解消
  • 猫じゃらしやレーザーポインターでの遊び時間の確保
  • キャットタワーなどで上下運動を促進
  • 年齢に応じた適度な運動量の調整

留守がちな家庭では、知育玩具や自動で動くおもちゃを取り入れることで、猫が一人でも楽しく運動できる環境を作れます。

日々の体重管理と適度な運動を意識することで、生活習慣病の予防や、健康寿命を伸ばす大切な習慣となります。

猫の健康ケア 2年齢に応じた適切な食事管理

猫の健康の基本となるのが、適切な食事管理です。年齢や体調に合わせたフード選びが重要になります。

年齢別食事管理

子猫期(~1歳頃まで)

子猫期の写真

高カロリー・
高タンパクの
成長期用フード
成猫期(1〜6歳)

成猫期の写真

維持期用フードで
適切な体重管理
高齢期(7~8歳以上)

高齢期の猫の写真

消化しやすく
腎臓に負担の少ない
シニア用フード
食事管理のポイント
  • 1日の給餌量を2~3回に分けて与える
  • 体重の変化を定期的にチェック
  • おやつは総カロリーの10%以内に抑える
  • フードの切り替えは1週間程度かけて徐々に行う

ライフステージに応じた栄養管理は、肥満や腎臓病など生活習慣病の予防にも直結します。フード選びの際は成分表示を確認し、特にタンパク質やリン・ナトリウムの量に注意しましょう。

注意すべき食品
  • チョコレート、玉ねぎ、ねぎ類、ぶどう、レーズン、キシリトールなど猫にとって有毒な食材は絶対に与えない
  • 人間用の食事は塩分や脂質が過多のため避ける

猫の健康ケア 3水分摂取量の管理と工夫(器複数/循環式給水)

猫は元々砂漠の動物だったため、積極的に水を飲まない傾向があります。しかし、十分な水分摂取は腎臓病や泌尿器疾患の予防に重要です。

水分摂取を促す工夫
  • 複数の水飲み場設置……
    家の各所に新鮮な水を置く
  • 循環式給水器の活用……
    流れる水を好む猫に効果的
  • 水の種類を変える………
    軟水やフィルター水を試す
  • ウェットフードの活用
    ドライフードと組み合わせて水分量を増やす

目安として、猫は体重1kgあたり約40ml~60mlの水分摂取(ウェットフードからの摂取も含め)が理想的です。もしどうしても水を飲まない場合は、フードに少量の水を加える、氷を入れて遊び感覚で飲ませるなども有効です。

猫の健康ケア 4口腔ケア(歯磨き・デンタルケア)

猫の口腔ケアは見落としがちですが、歯周病は全身の健康に影響を与える重要な要素です。歯磨きや定期的なチェックを通じて、歯周病や口臭の予防を心がけましょう。

デイリーケア
  • 歯磨きおやつやデンタルトイの活用
  • 猫用歯ブラシや指サック型ブラシでの歯磨き(理想は毎日、難しければ週数回でも効果あり)
  • 口臭や歯石の付着を定期的にチェック
プロフェッショナルケア
  • 動物病院での定期的な口腔チェック
  • 必要に応じた歯石除去や専門的な処置

猫の健康ケア 5グルーミングと皮膚ケア

美しい被毛や健やかな皮膚は、愛猫の健康を映すバロメーターです。日常的なケアを通じて清潔さと快適さを維持し、毛球症の予防にもつなげてあげましょう。

日常のケア方法
  • ブラッシング……………
    短毛種は週数回、長毛種は毎日を目安に実施
  • シャンプー………………
    基本的に頻度は少なくてOK、汚れや皮膚トラブル時に実施
  • 保湿ケア…………………
    乾燥しやすい季節や皮膚トラブルがある場合に保湿剤を使用

猫の健康ケア 6清潔で安心できる飼育環境の整備

猫が安心して暮らせる環境を整えることは、ストレスや病気の予防につながります。生活スペースや温度管理など、基本的なポイントを見直してみましょう。

環境整備のポイント
  • トイレ環境………………
    猫の数+1個設置し、毎日清掃
  • 温度管理…………………
    年間を通じて快適な室温(20~26℃程度)を保つ
  • 安心スペース……………
    高い場所や隠れられる場所を確保
  • 騒音対策…………………
    静かで落ち着ける環境を提供

清潔で安心できる環境は、猫の心と体の健康を守る土台となります。日々の生活環境を整えることで、猫にとって快適で安全な暮らしを実現できます。

猫の健康ケア 7定期的な健康診断と予防医療

猫は体調の不調を言葉で伝えられないため、飼い主さんが気づいたときにはすでに病気が進行していることも少なくありません。特に猫は症状を隠す傾向が強いため、定期的な健診や早めの受診が健康を守る大切な習慣となります。

推奨健診頻度

成猫期 年1回の健康診断
高齢期 年2回以上の健康診断

健診では日常生活では分からない内臓の異常や血液の変化を早期に把握できます。特に高齢期の猫は腎臓病や甲状腺疾患などのリスクが高まるため、検査回数を増やすことが望ましいです。

主な健診項目
  • 身体検査、血液検査、尿検査
  • 必要に応じて心電図、レントゲン、超音波検査

「まだ元気だから大丈夫」と思っていても、猫の病気は無症状のまま進行する場合があります。定期健診を習慣にし、少しでも異変を感じたら早めに受診することが、愛猫の健康と長寿につながります。また、ペット保険を活用すれば検査や治療の診療費用の負担を軽減できるため、安心して治療を受けさせることができます。

愛猫の健康維持が経済的メリットにつながる理由

愛猫の健康維持は、精神的な安心感だけでなく、経済的なメリットももたらします。予防に投資することで、日頃のケアが長期的な医療費削減につながる可能性があります。さらに、健康維持によりペット保険を利用せずに済むと、翌年度の保険料が割引になる制度を活用することも可能です。

予防ケアがケガや病気の診療費負担の軽減につながる

猫がケガや病気にかかった場合の診療費は内容によって大きく金額が変動します。特に腎臓病や糖尿病など慢性疾患の治療では、長期間にわたって継続的な費用が必要になることがあります。適切な予防や早期発見によるケアは、重症化を防ぎ、結果的に医療費の負担を軽減する効果があります。

猫の診療費の目安

通院(1回) 5,000円〜8,000円程度
入院(1日) 10,000円〜18,000円前後
手術
(腫瘍摘出など重度)
80,000円〜250,000円以上
診療費の合計 約5,000円~250,000円以上

このように猫の診療費は決して安くはなく、特に慢性疾患や手術では高額になる場合があります。一方で、日常的な予防や健康管理にかかる費用はどの程度でしょうか。

猫の予防費用の目安

混合ワクチン接種 4,000円〜7,000円
猫エイズ・
白血病ウイルス検査
3,000円〜6,000円
ノミ・マダニ予防薬 4,000円〜8,000円
フィラリア予防薬
(必要地域のみ)
4,000円〜7,000円
定期健診(年1回) 5,000円〜20,000円
年間の予防コスト合計 約20,000円〜40,000円

日常の予防や検診にかかる費用は年間で2〜4万円程度で済むことが多く、一度の治療で十万円単位の費用が発生するリスクと比べると負担は軽くなります。予防にしっかり取り組むことで、結果的に高額な診療費を回避できる可能性が高まります。

ただし、すべての病気や事故を予防できるわけではありません。特に猫に多い腎臓病などは高齢になると発症リスクが高まります。そのため、予防に加えてペット保険を活用することで、不測の高額な治療費に備えることができます。

ペット保険はいらない?後悔しないための必要性とリスク解説」も参考に、ご自身のリスク許容度や貯蓄状況に合わせてペット保険の加入を検討してみてください。

ペット保険の中には健康に過ごすと保険料が割引になる商品がある!

ペット保険の中には、愛猫が健康で1年間に保険を使わなかった場合や、利用回数が少なかった場合に、翌年の保険料が割引される商品があります。

当サイト取扱い商品の猫が加入できるペット保険でこのような割引制度があるのは、アニコム損保と日本ペットです。

アニコム損保の健康割増引制度とは?

「どうぶつ健保ふぁみりぃ」のみ適用される割増引制度で、1年間に保険を使用した回数が5回以内の場合、次の年の保険料が5~10%割引になる制度のことです。

1年間の保険の利用回数が5回までなら翌年の保険料が5%割引、1年間保険の利用がない場合は、10%割引となります。なお、利用状況によっては保険料が割増になることもあります。

病気の早期発見と健康管理に役立つ付帯サービスが充実!
窓口精算ができる信頼のペット保険

「どうぶつ健保ふぁみりぃ」の詳細を見る

どうぶつ健保ふぁみりぃ

日本ペットの無事故割引とは?

1年間のご契約期間内に保険金のお支払いが一度もなかった場合、次年度の保険料を10%割引いたします。

ご家庭の予算やライフスタイルに合わせて
最適な保険プランを選べる保険、
「いぬとねこの保険」の詳細を見る

ペット保険 いぬとねこの保険

健康維持と保険料節約の好循環

愛猫の適切な健康管理により病気を予防することで、保険の使用頻度が減少、翌年の保険料が割引になることで、節約分を健康管理に再投資することができます。

このような制度により、「健康を維持すること」が「経済的メリット」と直結し、飼い主さんの健康管理への意識向上にもつながります。

ただし、健康に過ごすためには、適切なケガや病気の治療も必要です。軽微な症状でも早期に治療することで重篤化を防ぎ、結果的に大きな医療費を避けることができます。万が一の備えとして、ペット保険への加入も検討されることをおすすめします。

ペット保険比較サイト「i保険」では、各商品の補償割合や、通院・入院・手術の限度額をわかりやすく比較できる、人気ランキングやプラン別に詳細を一括比較できる保険料検索ページがあります。猫のペット保険の人気商品や各社の保険料など比較したい方はぜひご活用ください。

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猫の健康や病気に関するよくあるご質問

愛猫の健康管理について、飼い主さんが疑問に思う質問にお答えします。正しい知識を身につけることで、愛猫をより良い環境で育てることができます。

猫の寿命を延ばすために今日からできることは?

まずは愛猫の現在の体重が適正かどうかを確認し、肥満気味の場合は獣医師の指導の下で食事量の調整を始めましょう。また、新鮮な水を複数箇所に設置して水分摂取を促し、毎日のブラッシング時に皮膚や被毛の状態をチェックする習慣をつけることも大切です。

さらに、1日10〜15分程度の遊び時間を確保して適度な運動を促し、口腔ケアグッズを準備して歯磨きの習慣化を目指しましょう。小さな変化でも継続することで、愛猫の健康寿命を大幅に延ばす効果が期待できます。

猫の健康診断はいつから受けるべきですか?

基本的には、生後6ヶ月頃からの定期健診をおすすめします。子猫期はワクチン接種のタイミングで獣医師に相談し、成猫期(1~7歳)は年1回、シニア期(7歳以上)は年2回の健康診断が理想的です。

特に、避妊去勢手術を受ける際に基本的な健康チェックを行うことが多いため、そのタイミングで今後の健診スケジュールについて獣医師に相談することをおすすめします。早期発見・早期治療により、愛猫の健康寿命を延ばすことができます。

完全室内飼いの猫でもワクチンは必要ですか?

はい、完全室内飼いの猫でもワクチン接種は重要です。飼い主さんが外から病原体を持ち込む可能性や、脱走時のリスク対策、災害時の避難や預け先での感染リスクなどがあるためです。

推奨されるワクチンは、コアワクチン(猫汎白血球減少症、猫カリシウイルス感染症、猫ウイルス性鼻気管炎)です。ノンコアワクチンについては、獣医師と相談の上、愛猫の生活環境に応じて必要性を判断しましょう。

猫の健康寿命と平均寿命の違いは?

平均寿命は猫が死亡するまでの期間ですが、健康寿命は大きな病気や介護を必要とせずに健康に過ごせる期間のことです。

一般的に健康寿命は平均寿命より1~2年短いとされています。質の高い生活を長く送るためには、健康寿命を延ばすことが重要です。

高齢猫になったら気をつけるべきことは?

7~8歳以上のシニア猫では、身体的な変化への対応が重要になります。関節の動きが悪くなるため段差の少ない環境を整備し、視力・聴力の低下に配慮した安全な環境作りが必要です。また、体温調節能力が低下するため、室温管理を徹底しましょう。

健康管理では、健康診断の頻度を年2回に増やし、血液検査による腎機能・肝機能のチェックを定期的に行うことが大切です。食事面では、消化しやすいシニア用フードへの切り替えや、腎臓病予防のための療法食の検討も必要になります。

高齢の猫のケアについて詳しくは「猫の老化現象とは?高齢猫が穏やかに暮らすための老猫介護・ケア紹介」の記事もご確認ください。

その他のペット保険に関するご質問についてはペット保険のよくあるご質問ページも確認ください。

よくあるご質問

まとめ|愛猫の健康と長生きには適切なケアと備えが重要

近年、猫の平均寿命は約14〜15歳となっており、日々のケア次第で健康寿命をしっかり延ばせます。室内環境の最適化、水分摂取の工夫、毛玉対策、そして定期健診は、猫ならではの長生きの土台です。

紹介した7つの基本ケア(適正体重維持、水分摂取管理、口腔ケア、グルーミング等)を実践することで、病気の予防と健康維持につながります。特に猫特有の泌尿器疾患や毛玉対策は、日常的なケアで大幅にリスクを軽減できます。予防と早期発見は医療費の負担軽減にも役立ちます。

万が一に備えてペット保険を活用すれば、検査や治療に踏み切りやすく安心です。今日からできる一歩を積み重ね、愛猫の快適で健やかな時間をひとつでも長く伸ばしていきましょう。そして、万が一のケガや病気に備えて、ペット保険の加入も検討してみてください。

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この記事の情報は一般的な内容を基にしており、個々のペットの状況によって対応は異なります。猫の健康管理や飼い方、病気などに関するご不明な点は、動物病院や販売店など関係機関にご相談ください。また、診療費は動物病院や地域によって異なります。加えて、ペット保険に関する内容は各保険会社の最新の約款をご確認ください。

【アニコム損保】W2510-001987

執筆者
染谷 弥幸(1級ファイナンシャル・プランニング技能士/株式会社アイ・エフ・クリエイト)

「安心できる金融商品選びをわかりやすくカンタンに」という当社のミッションを胸に、お客様が自分に合った商品をみつけるための情報をわかりやすく紹介します。

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